3.話法
3-1. マイナス・プラス話法
仕事での場面に限らず、人に何かマイナスイメージの事柄を伝えようとしたとき、少しでも悪い印象が残らないようにしたいと考えるのではないでしょうか。普段の会話をプラスイメージに変える・・・言葉の順番に気を付けるだけで印象が良くなるマジックのような話法があるのです。
A「おいしい料理が出てくるけれど狭いお店」
B「狭いけれどおいしい料理がでてくるお店」
上の2つの文を読み比べてみるとどうでしょう?同じ要素を使って話していますが、Bの方がAよりもプラスイメージが残りますよね。この心理をうまく利用し会話を前向きに進めていきましょう。
「ちゃってる」言葉は使わない!
○○しちゃったんですよ~この言葉、無意識に使っていませんか?「○○しちゃった」には、自分がそうしている自覚があるにも関わらず責任回避しようという気持ちが表れています。ビジネスにおいて自分の行動・振る舞いに責任を持つことは大前提です。無責任に聞こえる「ちゃってる」言葉は使わないようにしましょう。
3-2. 否定するときも肯定的に
何かを依頼されたり聞かれたりした時「できません」「分かりません」と答えたことはありませんか?状況によっては「できない」「分からない」場合もあると思いますが、これでは相手との関係がぎこちなくなってしまいますよね。そんなときは否定の一言で終わらせず、「今はできかねますが、○時であれば大丈夫です。」や「私には分かりかねますので担当の者からご連絡いたします。」など肯定の一言に変え、さらにできる条件を提案できればなお良いでしょう。